急な訃報に準備していないあなたは必見!?喪服レンタルのススメ

皆さんは、急な訃報の際に備えて準備をしていますか?実は私はこれといって準備をしていませんでした。つい先日50代の叔父が急死し、慌てて準備に取り掛かるものの、喪服すらないことに気付いて大変でした。

買うにも買ったで、今後サイズが変わってしまうかもですし、その都度クリーニングに出すというのもお金がかかるのでどうにかならないかと調べていたら喪服レンタルというのを見つけました。今回は喪服レンタルについて私が今回知りえた情報を皆さんに共有したいと思います。

喪服レンタルってどこでレンタルできるの?

喪服レンタルは多くの場合はインターネットで申し込みをします。東京近辺では即日、届けてくれる場合もありますが、地方在住の方は翌日の午前中が目途になるので前の日に申し込まなければなりません。楽天やヤフーなどでも喪服レンタル店として出店しているお店もあるのでネットとはいえ、安心です。

喪服レンタルと喪服の購入は実際どっちがお得?

長く使うのであれば、断然購入したほうがお得かと思いきや、その都度のクリーニング代なども考えると何とも言えません。ちなみにクリーニングに出した場合1着あたりは1000円~2000円程度と考えて良いでしょう。一方レンタルはというと3泊4日あたりは4800円が平均です。

友人や親せきが多くて、しょっちゅう式に参加しなければならない人にとってはレンタルは望ましくないかもしれませんが、長い目でみても出席する回数が少ないと予想できる方にとってはレンタルのほうが安く済むと言えるでしょう。

喪服レンタルのメリットとデメリットを考察してみた

1.初期費用がかからない

先ずは、メリットからですが、喪服レンタル最大のメリットと言えば、初期費用のかからないことにあります。購入するとなれば、それなりのものを揃えようとすると3万から4万といったお金が出て行ってしまいます。

私の父が購入した際に付き添った時は、スーツなどを全て揃えていったら6万円もの出費になりました。これだけの出費は並みの家計にはかなりのダメージだと言えるでしょう。よって初期費用がかからず5000円程度でその場しのぎができるのなら素晴らしいですね。

2.体型の変化に対応できる

年齢を重ねれば体型の変化を防ぐことは人によっては難しいかもしれません。10代の頃と比べればお腹が出てしまってスーツのパンツがはけないなんてことがありました。はけないなどとなれば、当然あたらしいものを購入しなければならなくなるわけですから、ショックですよね。

でも、レンタルで頼めばその時のあなたの体型に合わせたものをチョイスするだけですから、その都度の体型に合わせてレンタルできるのは人によってはかなり素晴らしいと感じる点ではないでしょうか?

3.保管場所に困らない

スーツならともかく、礼服や喪服は普段使うことがないので、クローゼットなどにしまっている方も多いですよね。私はクローゼットの中に眠らせておくことが大半なのですが、正直場所をとって邪魔だと感じてしまいます。喪服レンタルなら所持するわけではないので、ほしい時にだけ借りればいいんですから、物凄く楽です。

4.葬儀場などが遠い場合は宅配サービスの利点を生かせる

親戚や友人が遠くに住んでいる場合は、喪服などはスーツケースなどにいれて現地で着替える人も少なくはありませんよね。宅配サービスを利用すれば、現地に直接宅配してもらって、現地で送り返せばいいわけですから、帰宅する際は手ぶらで帰れるといったメリットもあります。

5.時と場合に合わせたものを借りることができる

喪服、礼服といってもその人の故人に対しての立場で準備するものが変わってきたりもします。本来はそこまで格式ばって考える必要はありませんが、非常識だとも思われたくないというのが本音ですよね。

喪服をレンタルにしておけば、インターネットで調べるなり、喪服レンタル店に相談するなどして間違いのない喪服選びができます。参列する際も毎度、同じ喪服ではというのもあるので、しっかりと選択しましょう。

6.セットで借りても1万円以下

喪服だけでなく、参列の際に必要なアイテムはたくさんあります。それらをセットで借りたとしても1万円以下というリーズナブル差が申し込みやすい点です。これらを購入して揃えるとなると下手をすると10万円近くのお金がかかってしまいます。

どのアイテムを借りたいかということにも細かく対応できるので、自分がその際に必要なアイテムだけを喪服と共にレンタルするのも良いかもしれません。何にしても安く済むのなら安くませたほうが良いに決まってますよね。

さて、ここからはデメリットをあげて行こうと思います。この辺りを注意して読んでおかないと失敗につながる可能性もあるので熟読してください。

喪服レンタルのデメリット

1.前日までに予約する必要がある

当日に届けろといっても中々難しいです。多くの喪服レンタルサービスは前日までに申し込めば、当日の午前中に届くようにはできますが、飽くまでも前日までに申し込まなければなりません。よって当日、急に必要という場合は購入することをおススメします。

2.利用回数が多いと割高になってしまう

1回五千円とは言え、年に立て続けに葬儀などが何度もあれば購入したほうが安かったとなりかねません。これはレンタルすべてに言えることですよね。DVDだって何度も見るなら購入したほうがいいですしね。何度も利用する人は購入しましょう。

喪服を持っていない若者の割合と現在の葬儀事情

2017年現在、喪服を持っていない若者の割合は97%を超えていると、とある調査で分かっています。昔は、喪服や礼服を着ることは常識でしたが、上はワイシャツに黒ネクタイとしておけばいいという考えが若者の間では浸透し、黒のスーツを代用すればということになっているのです。

そんな中でも、喪服レンタルは徐々に業績を伸ばしています。普段ほとんど使わないものであっても一応礼儀として来ておかなければならないという若者の意識もあって、レンタルサービスを利用する方が増えているのです。

ちなみに、喪服と黒スーツの違いってどこにあるかを皆さんはご存知ですか?実は、その違いというのは色にあります。同じ黒とは言え、高いものは漆黒に近い色です。

葬儀などに参列している人の喪服をみれば、それが代用のスーツなのか、それとも喪服であるのかは一目瞭然と言えます。ただ逆に言えば、リクルートスーツなどで代用をしても陰では何か言われるかもしれませんが、問題ないと言えばないです。

お世話になった恩師が亡くなったり、親せきがなくなったりなどといったときに喪服がないと言っただけで葬儀に参列できないということはあとになってあなたを後悔させてしまいます。そんな中で喪服レンタルというサービスが今、注目されているのです。

まとめ

今回は、今注目されているサービスである喪服レンタルについて語らせていただきました。皆さんもこれから幾度となく葬儀に参列するといった機会はあるかとは思いますが、状況と場合に合わせてこのようなサービスを利用するか否かを判断していただければと思います。

私は、今回叔父の葬儀に参列する際、喪服レンタルというサービスに巡りあえたおかげで無事参列することができました。今回の記事を参考にしていただいて、この記事を読んでいるあなたの判断材料になれば幸いです。最後まで読んでくださってありがとうございました。